さて、まずこのブログの趣旨を書く前に、わたしの収集遍歴を書きたいと思います。
私は今まで主に関東近郊のバス方向幕を収集してきて、だいたい500本くらい所有していると思います。
そもそもバス方向幕を集め始めたのは、幼少のころから興味をもっていた鉄道の方向幕を集めようと思い立ち、しかしながら鉄道の方向幕は高額であるなどの理由から、バス方向幕なんて集めてみたらどうかな~と思い立ち、即売会で買ってみたところ一気にはまってしまった、という流れでした。
バス方向幕の整ったデザイン、豊富な色、情報量の多さ、レア行先のわくわく感のどれをとっても、鉄道幕にまさっていると感じるのは、私だけではないはずです。
ところが、バス幕も集めていると苦労が生じてきました。
即売会でも、レアものゲットのためには他の参加者より早く並ぶ必要があったりして、夜明け前から並ぶこともしばしばありました。(今は抽選式なんかもありますが、あれだって徒労になるリスクがあります)オークションでも、競り合って、レアものなんかは鉄道幕よりも高くなることが多いですね。しかも種類が豊富なバス幕は、もともとレアものの種類も多い。
こういった競争は、興奮をもたらしますが、苦痛でもありました。
収集という行動自体も、多くは理論的に説明できるようなものでもありませんし。
「何で方向幕を集めているんだろう?」でも方向幕自体はやっぱり好き。
そうして考えているうちに、1つの結論に達しました。
「方向幕の高精細画像があれば、それで満足だ」
これなら方向幕も奪い合うのではなく方向幕好きな人がその楽しみを共有できるかもしれないし、
収集の意味も、単に自分の満足感を超えるかもしれない。
そして長い時間をかけて、自分で満足のいく高精細画像を、撮影できるようになりました。(すごく大変でした汗)
この高精細画像を公開・共有するということ、そしてそれを集めてアーカイブみたいなものを作りたい、というのが今考えているコンテンツの中では一番のメインです。
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